痛恨


駒沢球場高校野球東東京大会を観に行った。
4回戦、母校・都紅葉川対都広尾。
試合は紅葉川が先攻して広尾が追う形になった。
6回裏、広尾が一挙に5点を挙げ、6-4と逆転する。
このまま終わるかと思われた9回表に紅葉川が同点に追いつく。
紅葉川の応援席が蜂の巣を突いたような状態になる。


空が暗くなり、雷が落ちだしてきた延長10回裏。
広尾が一死満塁のチャンスを作る。
紅葉川はエースが踏ん張り、何とか二死にする。
だが最後は内野ゴロを内野手が一塁へ悪送球。
最後はあっけない幕切れとなった。
個人的には紅葉川の、三塁コーチボックスに入ってゲキを飛ばす子が印象に残った。
何でも、この子は中学卒業後に一旦は、競馬の騎手の道を歩んでいたらしい。
いかにも高校生らしいハッスルボーイだった。