午前中、父が眼科に行くので付き添う。
予定では明日のはずだったが、何故か今日に。
眼科に行くのにかこつけて、父は外に出たくてしょうがないようだ。
また、以前のように一人で自由に外出したいのだろう。
その証拠に眼科に行く途中、急に立ち止まり玄関のスペアキーを作ってくれと言う。
かわいそうだが、それは断固して断った(実は父のキーは母が隠し持っている)。
まだまだ不安が多すぎるのと頭の中に1月19日のイメージがまだ鮮明に残っており、時期尚早と言わざるを得ない。


かといって、こういう生活を続けているとかえって心の糧がなくなってしまう危険性もあるので、眼科からの帰り道、自分なりになんとかいい方法はないかと考えていた。


そこで浮かんだのが、父にGPS機能の付いた携帯電話を持たせることである。仮に例の発作が起きた時も家族に電話をかけたり、場合によっては自分で救急車を呼ぶことが出来る。我ながらいい考えかと思ったが、よくよく考えてみると、発作が起きるということは、症状の一つである呂律が回らなくなることが起きる可能性が大なので、なんかあまり役に立たないような気がする。
22日にMRIを撮るので、その結果、何ともなかったら医師にリハビリについて質問してみるのが良さそうである。


家に着き、階段を上る父を見ていたが、それほど長い距離を歩いた訳でもないのに、右足だけじゃなく左足まで階段に突っかかっている。
この辺のところは足腰の機能の衰えか、一過性脳虚血の後遺症か素人の私には見分けが付かない。
専門家に意見を求める必要性を感じた。