やっぱりコンタクトはいいな


昨夜は眠れず、朝には何か不快な気持ちになる。
このまま寝ていようかと思ったが、気を取り直して起きた。
眼科に出かける。この眼科は以前勤めていた会社の近くにある。
9時10分前頃から会社の近くにいて様子?を見ていた。
メガネだとなんか見にくい。と思っていたら一番長くいた部署の上司を発見。
時計を見たら9時3分前。相変わらすふざけた人だなあと感じた。
しかも入り口の5〜6メートル前で立ち止まり何か考える素振りをしてから会社に入っていった。
なんだこの人は。まあ、こちらが推測するには、今日多分大事な会議等があるのだろう。
この人は例えば誰かの歓送迎会の場でもわざと遅れていくという人である。
つまり誰かに何か言われたらこう答えようと考えているのである。
それはそれでいいのだが、結局は自分の保身しか考えていない人である。


人の悪口を言うのはやめよう。遠くから元の会社の人間を見ている自分も相当陰湿であるから。
眼科に着く。来るのは1年3ヶ月ぶりである。
この眼科は小さい割には昔からスタッフがたくさんいる。
最初に行ったのはもう20年前だが、その頃からいる人が実に5人。
他の人の診察の間、ぼけーっとしていたのだが何かいつもと様子が違うようだった。
自分の診察の番が来る。院長先生が少し変だ。いつもは患者の目を診察して流れるような調子で状態を述べるのだが
今日は一言二言ボソッとしゃべるだけで終わった。


結局目は異常なしということでコンタクトを入れてみることになった。
が、そのことより院長先生のことが気になっていた。
コンタクトの担当の先生の診察を待つ間、院長先生が何回か出てきた。
顔を見るといつもの生気が感じられない。
ベテランの女性スタッフに「先生、何やっているんですか。この患者さんのカルテをこっちに置いたりして。まだ診察が終わっていないんですよ」
なんて言われているのを目撃したりした。
瞬間的思ったのは院長先生、いわゆるボケの症状が少し出ているか、それとも心の病気にかかっているなということだ。
雰囲気に違和感を感じた原因はこれだった。
偉大な先生だけに周りのスタッフも何も言えないという雰囲気だった。


2年ぶりに入れたコンタクトは違和感たっぷりで、しかも見え方が悪い。
度が合っていない気がするし、しかも物がダブって見える。
しかしこのレンズで過ごすことにした。
家路に着く頃にはかなり慣れてきた。よく見えない気がするのはメガネの度を強くしたからかもしれない。
さすがに40歳になるとコンタクトはかえって面倒くさくなる。
しかし強度の近眼の人ならわかってもらえると思うが、やはり色々な面でコンタクトは便利だ。
初めてコンタクトを入れた日の感激を思い出して、今日は一日機嫌良く過ごせた。