一年ぶりの神宮球場


朝一に神宮球場に向かう。
母校である紅葉川高校が出場するため。
バックネット裏の位置からスタンドに入る。
一塁側より三塁側の応援団の人数が少ない。
てっきり三塁側だと思っていると、目の前を「TAKANAWA」(相手校の高輪高校)と書かれたTシャツを着た父兄だと思われる女性が通り過ぎる。
じゃあ、一塁側だと思い、応援団の後ろの席に座った。


そこで応援団を見ていると驚くことの連発。
まず、補欠の選手が30人位もいる事。
父兄がおそろいの真っ赤なTシャツを着ている事。
おまけにブラスバンド、チアガールもいる事。
自分が在学していた頃はツッパリと三無主義の人間の集まりだったから尚更だ。


私の年代の人間なら出身校の変化に戸惑う事も多いのだろう。
だが、7月9日の日記にも書いたが、20年前に校舎が移転している。
だから余計に「別の学校」感を感じてしまった。どうでもいいことだが。


試合は、ほぼ互角の様相を見せる。
4回表、紅葉川が二死二塁三塁のチャンスを作るも得点ならず。
ピンチの後にチャンスありとはよくいったもので、その裏、高輪が2点先制する。
その後は高輪の投手が調子を上げ、打ち崩せず。
結局、0-3で敗れた。


試合終了後、球場の外に佇んでいた父兄及び応援の生徒達。
そして、少し離れた所に呆然とした表情で立ち尽くしていた補欠選手達。


おつかれさまでした。