情けは人のためならず

午後、自宅から離れたスーパーへ自転車に乗って買い物に行った。

買い物を終え、自転車に乗ろうとした時にちょっとしたハプニングに出会った。

それは、自分の近くを自転車に乗った若い女性が通り過ぎたのだが、その後すぐに

何かが落ちる音がした。

道路を見ると子供用のオムツのパッケージが落ちていた。これは大変と前を追いかけたのだが、信号につかまったせいもあり、女性との距離は開くばかり。

おまけに女性は途中で右折したので、こちらはますますあせりというか半分あきらめながら自転車を操る。

そして新興住宅街みたい所に出た時は、これはもうダメだと思ったが、あるお宅の玄関ドアが開いており、そこに立っていたのはくだんの女性。

さすがに家に着いたら落とし物に気付き、探そうとするところに私と出会ったという感じだった。

たくさんのお礼を受けていい気分で家路に着いた。

 

最近は困った人を見かけたら、なるべく力になってあげるようにしている。

その理由はそうして人助けをしていれば、自分が困った時(というか最近は毎日をうつうつと過ごしている)に助けてもらえるのではないかという不埒な思いがあるのである。